歩くように、ゆっくりと。

自閉症スペクトラムを持つ私の何気ない日々

私の掃除の取り組み方

 

こんばんは。

きららです。

ちょっと今日は長いです。

 

 

 

私は掃除が大の苦手です。

いつ、どこを、どんな風に掃除するのかが全くわかりません。

部屋の中は物で溢れて、どこに何があるのかはなんとなく記憶して、

そこにないとパニック!という状態です。

 

机の上がごちゃごちゃだし、洋服も整頓というより無理やり押し込めていることが多いです。

親も片付けが苦手なタイプで、目で見てどんな風に掃除したらいいのか

知ることが少なかったのもあると思います。

 

だからと言って、そのままでいて気持ちにも体にもよくありません。

自分ではしたくてもどうしていいかわからないという手詰まりだったので、

周りに相談しました。

 

相談していく中で気付いたのは、

先ほど言った「いつ」「どこを」「どんな風に」が問題でした。

 

掃除、と聞くと全てがすっきりと綺麗でなければならないと思い込んでいました

しかし、短時間では自分のイメージする何もかもすっきりできるとはいかないので

そのズレをまずは訂正して、掃除したい場所を細かく設定することから始めました。

 

私が最初に気になったのは、机の上、床、洋服の収納、本棚でした。

一番優先したいのは机の上でしたので、まずはそこだけを考えることにしました。

そして、どんな風に掃除をしたいか考えました。

 

机の上のいらないものがなくなり、必要なものが自分の動かしやすい位置にあること。

 

これが一番自分にとって心地いいものだと認識しました。

 

そのために、

①いらないものを捨てる

②必要なものを一度机から退けて、どこに何を置くか決める

③机の上を綺麗に拭く

④置いて見て、机の上には必要ないものを別の場所にとりあえず置く

 

という手順を考えました。

 

見通しをつけるためと、

私はタスクを細かくしておくことでやる気を削がないようにすること、

中断しなくてはいけなくなった時、どこまでやっておけばいいか目安をつけやすいからです。

 

そして。掃除を実行する日を決めてしまいます

予定としてカレンダーや手帳に書き込みます。

 

初めて取り組むことは死ぬほど怖いですが、まあ、①だけでもやってみよう。

みたいな気持ちで頑張ろうと思い、取り組みました。

カレンダーに書き込んでも無視してみたり、体調を理由にしないなんて日も

ありましたが、少しずつ考えたことを実行できるようになっていきました。

 

優先順位を決めて、当日は決めた場所だけしかしないと決めることは

掃除という大きなやらなければいけないことを小さいものにしてくれました。

 

 

ここまでわかっているように書きましたが、

正直、掃除を定期的に少しずつ、を実行するのは難しいです。

そしてその状態を保っていくことは、まだ私にはできていません

 

今もまた掃除を放置していて、部屋はごちゃごちゃになっています。

それでも、掃除というものが一体どういうことなのかを

理解してきていることが私にとってすごく大きな進歩です。

 

部屋を見渡して、ため息しか出ませんが、また計画を立てて少しずつ綺麗にします!

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

その時に応じて考える・実行すること

 

きららです。

 

今日は過去に気づいた「その場に応じて考えればいいんだ」と思ったことを

書きたいと思います。

 

私の移動手段は、ほとんどが電車です。

電車に乗るときはいつも決まった車両に乗りたいと思い、

ホームでいつも同じ場所に立っていました。

いつも通りの行動をとることが好きなので、一度決めてしまうとなかなか変えられません。

しかし、私はあまり車両に人が多いと触覚過敏がひどくなり、

誰かと少しでも触れることが辛くなったり、

人の顔を大量に認識して視覚的に疲れたりすることがあるので、

出来るだけ少ない車両に乗りたいと思っていました。

 

同じ車両に乗りたいことと、少ない車両に乗りたいという矛盾があることに

なかなか自分自身で気付けていませんでした。

 

そんなある日、ふとホームに入ってくる電車の中をきちんと見ることができました。

すると二つ隣の車両がいつも乗る車両より空いていたのです。

目から鱗でした。

 

「混み具合を見て、乗り込む車両を変えてもいいんだ!」

 

その時に応じて考える・行動する、という言葉は何度も何度も聞いていましたが、

初めて自分の生活で身にしみて感じたことでした。

残念ながら、まだ他のことでその場に応じて何か行動することは、

まだ出来ないことの方が多いのですが、それでも大きな気づきだったと思います。

出来るようになった嬉しい出来事の一つです。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書くことが好き

 

こんにちは。

きららです。

 

まだ何を書いていいのやら、わかっていないのですが、

自分の好きなことについて少しずつ書こうかなと考えているので

今日は「書く」ことが好きなのは何故だろうな、と考えてみました。

 

 

「書く」ことは、まず「言語化する」ということなのだと思います。

言語化することは、私にとってとても苦労する行為の一つです。

でも、好きなのは何故か。

 

私の脳は、かなり視覚的なものに強く興味を惹かれています。

目の前で起こったことを、映像や音や感覚として目に焼き付きます。

それを何度も繰り返し頭の中で思い出されたりして、印象強く残ります。

時には想像力でその映像や絵を作り出して動かしたりもしています。

私はその頭の中の資料を何度も再生しながら言語化していくのです。

それが完成し、誰かに伝えてみたりするととても面白がられたりする時があります。

 

伝えるという面白さは、「言語化」しなければ始まりません。

自分の思うものが、共感されたり伝わったと感じる喜びを

私はすごく求めているのです。

 

そして、口で伝えるだけでなく、「視覚に残るもの」であることも大切なのです。

目に見えない音声などで伝えると、作った私自身が記憶として残すことができずに

忘れてしまうのです。

喜ばれたものを忘れてしまうのは悲しいので、

私は音声で伝えるより書くことを好んでいるのだろうと思います。

あとは修正が効くことも大きな要因です。

その時はうまく言語化できなくても見返したりやり直しができるからです。

 

 

なんだかだらだらと書いてしまいましたが、

こういうことを考えて書くのが止まらないのです。

自分の好きな部分であり、困った癖です。

なんだかオチもないのですが、誰かにこの気持ちをわかって欲しいという思い。

それが表現すること、私には「書くこと」を愛することにつながっているのです。

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

 

 

 

 

はじめまして

 

はじめまして。

きららと言います。

 

 

ブログを始めました。

ゆっくりですが、自閉症スペクトラムを持って生まれてきた私のなんでもなかったり、なんかあったりする日常を書いていけたらと思います。

 

更新はどのようになるかわかりませんが、

ブログ名でもあるように「歩くように、ゆっくりと」やっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。